耳読リスト2

・花束は毒 織守きょうや 3 結婚を控えた男の元に届く脅迫状。探偵ものだけど結末が結構怖い。どんでん返しとしてはなんとなく方向性は途中から見えていたような。

・世界最高の話し方 岡本純子 2 大企業のトップもクライアントに持つ話し方コーチとのことだが、当たり前の事しか書いてなかった。まぁ、その当たり前ができないんだと言われればそうだけど。

・残月記 小田雅久仁 4 月にまつわるSFともファンタジーともつかぬ不思議なお話3つ。物語世界の構築が精緻で引き込まれた。体に石を抱く人々や月光という奇病、宇宙を旅する樹。

・世界2.0メタバースの歩き方と創り方 佐藤航陽 4 コンピューターの処理能力の大幅な向上によりネットの中に現実と同じくらいリアルな世界がいくつでも生まれてくる未来。なんかスゲーとは思うけど、私はうまく乗れるかな。

・屍蘭 新宿鮫3 大沢在昌 3 今回はちょっと推理が強引だった。部屋を見ただけで犯人の心理を悟るとかどんだけー

・できないのはあなたのせいじゃない ブレインロック解除で潜在能力が目覚める 勝間和代 3 社会や家庭で刷り込まれた思い込みを棄てて自分の可能性を広げようという良書なんだろうけど、タイトルが嫌だな。「あなたはできてない」というの前提を押し付けられている感じがする

・無間人形 新宿鮫4大沢在昌 新宿鮫4 錠剤型の簡便な覚せい剤の謎を追う。麻取との確執、恋人を人質に取られたバイオレンス

・医療現場の行動経済学ーすれ違う医者と患者 3 大竹文雄 行動経済学を医療現場に当てはめたらこうなる。普段無意識に使っているテクニックが言語化されていて面白かった

・炎蛹 新宿鮫5 大沢在昌 4 今度の敵は検疫をすり抜けて持ち込まれた蛹。羽化したら日本農業が壊滅する。検疫官の兜屋がいい味出していてまた登場して欲しい。

・お金の流れでわかる世界の歴史 大村大次郎 4 国家が長続きするかどうかは税制で決まる。徴税を民営(封建制)にすると大抵腐敗してダメになる。歴史も経済も苦手分野だが面白く聴けた。

読書

Posted by Nyadzilla