耳読リスト １
・LIFE SHIFT リンダ・グラットン ３ 耳読。人生100年時代を生きるには、一つのスキルでは働き続けられない。学び直し、新しいことに挑戦しないと先細りになる。そう言えば私がNPOで会計やなんかの雑用を通じてビジネス用クラウドアプリに親しんだりしてるのもそういう活動だな。
・猫を抱いて象と泳ぐ 小川洋子 ５ 耳読。チェスの世界をこんなにも奥行深く描けるなんて。全ての文章が美しくて何度でも聴きたい。この人の物語はどんな出来事が起こっても何か静かだ。
・新宿鮫 大沢在昌 ４ 耳読。一匹狼の刑事にグラマーな美女、天才的銃密造犯との戦い。何も考えずにただ楽しめる。
・仕事2.0人生100年時代の変身力 佐藤留美 ２ 耳読。LIFE SHIFTの解説本？あまり印象に残らない。
・貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 ジェーン・スー ３ 耳読 いろいろとこじらせている女性の視点でのエッセー
・孤狼の血 柚木裕子 ４ 耳読 広島の対暴力団担当の型破り刑事 ハードボイルド
・女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。 ３ ジェーン・スー 耳読 私ってどうも他の女たちと同じような事ができないのよね、みたいな自意識を拗らせた自虐ってありがちだけど痛いな
・戦争は女の顔をしていない スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ ４ 耳読 第二次大戦でドイツ軍と戦った女性兵士たちの証言集 その量に圧倒される なんといっても武勲を上げて帰還したのに酷い差別を受けるくだりが衝撃 これは自分が銃後に居たことに対する後ろめたさの裏返しなんだろうな
・同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬 ５ 耳読 全く予備知識なしで選んだ。タイトルからラノベだと思っていた。「戦争は女の顔をしていない」と続けて聴いたら、圧倒的な証言の量に生々しく私の目の前に映っていたスクリーンが、この小説を読んでいきなり私を包み込んで3Dになったような気がした。当時の世界に飲み込まれたような、圧倒的な読書体験。
・毒猿 大沢在昌 ３ 新宿鮫２ 今回の敵は台湾の殺し屋 面白くて夢中になって聴くんだけど、心の栄養にはならんな。ジャンクフードっぽい