耳読リスト3
・氷舞 新宿鮫6 大沢在昌 3 CIAがらみの殺人捜査で公安と対立。今度こそ免職のピンチ。ロックシンガーに続いて女優と鮫島モテすぎ
・80歳の壁 和田秀樹 2 糖尿病と診断されたがインスリンは断固拒否!運動することで自力で治したと得意気だけど、そもそも糖尿病の治療ってまず運動療法と食事療法なのだよ。精神科医だけど他科の知識が古すぎる。いまどき病状に適応はあっても飲むと具合が悪くなるような薬を処方し続ける医者なんておらんやろ。80歳を前にして読んだら心構え的な部分はよいかも。
・灰夜 新宿鮫7 大沢在昌 3 友人の法事にでかけた先で拉致されて監禁。管轄外でも銃撃戦。
・小保方晴子日記 小保方晴子 2 理研を退職してから2年間の日記、本人朗読 日記なので何を食べた、友達が支えてくれた、怖かった、死にたかったなど、事件の真相にまつわる内容はないが、真面目で学ぶことが好きで理不尽な状況下でも人の立場を思いやる彼女の人柄を知って応援したくなった。
・風花水脈 新宿鮫8 大沢在昌 4 盗難車密輸出の事件と昔なじみのヤクザ、そして40年前の警官拳銃紛失事件。最後の人情シーンはウルっときた。
・あの日 小保方晴子 4 本人朗読 卒論から大学院までの描写はその後どうなるかが分かっているので切ない。私も博士論文の図表に思いっきりミスがあったので彼女の言い分はよく分かる。最初から妙な行動を取ってデータを捏造して逃げて知らん顔している張本人は今どうしているのだろう。
・狼花 大沢在昌 3 新宿鮫9 盗品を換金する泥棒市場、そこの目利きにのし上がる中国人美女、外国人犯罪組織の日本での勢力を削ぐために旧来の暴力団組織と手を組む警察 ついにライバル香田、宿敵仙田と決着
・人はどう死ぬのか 久坂部羊 2 浅いの一言 昔スパゲッティシンドロームとか言われていたが今更そういうネタとは思わなかった。何度も「悲惨な死」という言葉を繰り返すが、見かけでしかない。「儀式」とか普遍的なもののように書いているが、私は聞いたことないし極一部の習慣だと思う。死期に点滴を絞るのは「枯らす」と言って私が研修医の頃からあった話だ。人生百年時代、「死を受け入れる」というのは確かに大切なことだと思う。
・絆回廊 大沢在昌 3 警官殺しの計画を阻止しようと始めた捜査がいつも通り国際的な犯罪者集団に結びつく。辻村深月ばりの叙述トリックに気持ちよく引っかかる。すぐに銃撃戦になるのはちょっと飽きてきた。
・鮫島の貌 大沢在昌 4 新宿鮫シリーズの短編集 好きなキャラのエピソードはいつも読んで嬉しい
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